浦レポ by 浦和フットボール通信

平川忠亮が、元チームメイトを前にした選手の複雑な心境とは【選手ミニコラム】

(Report by 河合貴子)

母校の筑波大との対戦

筑波大学蹴球部は、1896年に筑波大学の前身である高等師範学校に創設された名門である。長い歴史の中で、日本サッカー協会会長の田嶋幸三氏やG大阪の長谷川健太監督、アビスパ福岡の井原正巳監督などあげればきりがないほど錚々たるメンバーを日本サッカー界へと送り出してきている。浦和の山道守彦強化本部長も筑波大学蹴球部出身である。

だが、浦和で筑波大学蹴球部出身と言えば平川忠亮選手だ。

平川選手は、母校との練習試合を「離れすぎていて、もちろん知っている選手もいないですけど・・・」と照れ笑いして「監督が1つ上で、ずっと一緒にプレーしていた。試合前に話した。昨日、リーグ戦に出場していないメンバーとは言え、誰が出ても非常に良いサッカーをしている。また強い筑波が戻ってきた感覚があった。大学生の良いところであるフィジカルは充実していたし、規律を守った良いサッカーをしていた」と話した。

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