3得点完封で、大逆転のベスト8進出【河合貴子 試合のポイント/ACLラウンド16第2戦 済州戦】
(取材・文)河合貴子
ホーム3得点で大逆転のベスト8進出
試合終了の笛が、浦和のACL・ラウンド16突破を告げた。最後まで集中し、勝利を追い求めた浦和が、延長の末3-0で済州を下してラウンド8へと駒を進めたのだ。浦和を愛する人々が、共に闘い勝ち取った勝利であった。
第1戦を0-2で敗戦した浦和は、ラウンド16を突破するために第2戦を3-0の完封勝利を収めたい。早い時間に先制して勢いを付けてゲームをコントロールしていきたい思いが強かった。だが、焦って攻撃にでると相手の思う壺に嵌まってしまう。済州の得意とするカウンターから1失点してしまうと、浦和はその時点で4点獲らないと敗戦してしまう厳しい状況に追い込まれる。
試合前には異例とも言える3日間連続のミーティングでペトロビッチ監督は「相手の強さは、カウンターだ。入れ代わる形でボールを失ってはいけない」と繰り返し選手に話していたのだ。
徹底したリスク管理で済州のカウンターを封殺
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