【轡田哲朗レッズレビュー/Jリーグ第3節ヴァンフォーレ甲府戦】ゴールラッシュを見せるラファエル・シルバ。チームメートが語るその能力とは
ブラジル人FWとプレー経験のある興梠との親和性
「イメージはしていましたよ。でも、想定はしていなかったですね」
リーグ戦3試合で4ゴール、AFCチャンピオンズリーグも含めれば、出場4試合で5ゴールという爆発的なゴールラッシュでシーズンをスタートしたラファエル・シルバは、そう話した。
10日のヴァンフォーレ甲府戦は、興梠慎三、武藤雄樹に途中出場の李忠成と、自分以外のFW陣がそろってゴールを挙げていた。それだけに「前半からゴールチャンスを探してはいたけど、うまくいかなかったですね。でも、最後の1分まで走ろうと思いましたし、チームのスコアには余裕があったわけですけど、自分のゴールにもギブアップせずにやろうと思っていましたから」と、最後の最後まで貪欲にゴールを奪いにいった。その辺りのメンタリティーは李からも感じるが、正に“生まれつきのストライカー”である所以なのだろう。
この試合に限らず、興梠とのコンビネーションは抜群のものがある。大原サッカー場でのトレーニングでも、「この2人はチームメートとしてプレーするのが、本当に今年が初めてなのか」とすら思う瞬間が訪れる。興梠は鹿島アントラーズ時代に長くマルキーニョスというブラジル人ストライカーと共にプレーしていただけに、そのイメージもあるのだと話した。
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