【河合貴子試合のポイント/ACLソウル戦】ボランチ起用に応えた駒井が躍動「恥じないようにプレーしようと思っていた」
河合貴子(取材・文)
試合を決定付けた5つのポイント
FCソウルを5-2と撃破して、底冷えがする埼玉スタジアムに歓喜の歌声が響いた。ACL2連勝で好スタートを切ることが出来た。
レッズは試合の入りから集中してアグレッシブに闘っていた。前半で、試合をほぼ決定付けたFCソウル戦のポイントはいくつもある。
まず、その1つ目はやり慣れたシステムで挑んだことであった。敗戦を喫した横浜FM戦から中2日と厳しい日程で迎えるACL・ホームのソウル戦。横浜FM戦の失点で守備の修正を図り、ソウル戦の前日練習では4DFを試していたのだ。試合当日にスタメンを見て、当然4DFで臨むと思ってしまった。だが、蓋を開けて見ると那須大亮選手を中心した3DFであった。駒井善成選手は、ワイドではなく青木拓矢選手とコンビを組んでのボランチだった。
駒井善成選手は「相手に合わせるよりも、自分たちのサッカーやる方がシックリくる」と笑い、「昨日みたいな形だったら関根と俺がインサイドのボランチみたいになって、けっこう負担があった。監督もそれを見て、今日はいつも通りにしたと思う。プレスにしても一人一人がハードワークしてバッチリ嵌まっていたので凄く良かった。(4-1-4-1を)やってみたら面白かったかも知れない。でも、モリ君(森脇良太選手)とも言っていたが、僕が中に行くよりもサイドで相手の選手についた方が良かったって。本番、どうかな?って若干の不安があった。いつも通りだったので、凄くみんなも迷いなく出来た。昼のミーティングでいつも通りの3枚で行くって言われた」と慣れたシステムで安心して、自信を持って挑むことが出来たのだ。
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