【河合貴子試合のポイント/Jリーグ第1節横浜戦】昨季よりDFラインを高くしている分だけ、選手達に求められるものは高くなっている。
問題は、同じ形での2失点である
「優勝を狙っていたら、こんな試合をしちゃダメだ!」と駒井善成選手は、悔しそうな表情を浮かべて日産スタジアムを後にした。「自分の1対1が入っていたら、勝つ試合だった」と思わず下を向いた。
2-1か、もしくはアディショナルタイムのGKと1対1になったシーンで関根貴大選手が決めていれば、3-2の逆転勝利を収めることが出来る試合であった。
しかし、現実は2-3で横浜FMに敗戦。
横浜FMに前半13分に先制されて、後半の立ち上がりからマンツーマン気味の守備から攻守の切り替えを早く主導権を握り、立て続けにラファエル・シルバ選手がゴールを決めて逆転したまでは、良かった。
最後に試合を決める決定的なシーンを関根選手は「イメージと違うところに飛んで行った。ゴール前の落ち着きを意識したかったが、慌ててしまって上手く流し込めなかった」と自分を責めていた。だが、勝利を収めることが出来なかったのは、何も関根選手だけの責任ではない。
勝敗を分けたポイントは、3失点中の2失点である。2-1と浦和がリードする中で、天野純選手の左CKからニアーに飛び込んでヘディングシュートを決めたウーゴ・ヴィエイラ選手のスキル高さは、相手を褒めるしかないと思う。
問題は、同じ形での2失点である。
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