【轡田哲朗レッズレビュー/Jリーグ第1節横浜戦】自身の進言でゲームの景色を一変させた柏木陽介 過去最高のシーズンにする期待感
攻守両面でタスクの整理を進言したハーフタイム
浦和レッズの2017年Jリーグ開幕戦は2-3での敗戦となってしまったが、背番号10の柏木陽介がピッチに立ち、まずまずのパフォーマンスを見せたことはチームにとっては朗報だった。シャドーの位置でスタメン出場すると、後半28分までプレー。試合前日に「行けるところまでやりたい」と話していたが、そのタイムリミットがそこまでだったということだろう。
とはいえ、前半のプレーは全く満足のいくものではなかったと話している。それは攻撃の手詰まり感もさることながら、主に守備の設計図の描き方の部分だという。相手のMF喜田拓也を抑えることをタスクとして与えられていたものの、互いのスタートポジションが遠すぎて負担が大きかった。そこで、ハーフタイムに突入した時点で前線の構成を1トップ・2シャドーから、2トップ・トップ下に変化させることを進言したという。
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