旅猫by浦研プラス&欧研プラス

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浦研プラス・第1回プレゼント企画、発送しました!(ドイツ郵便事情)

 浦研プラスで実施した会員向け第1回プレゼント企画ですが、予想以上に多くの方々にアンケートにお答えいただき、この度、厳正なる抽選の上、当選者が決まりました!
 当選者御ご本人にご連絡いただき、この度、ドイツから『BUTLERS』のマグカップ、マグネット、レターセットの3点セットを発送致しました。
 今まで、ドイツから日本へ封書を送ったことはあるのですが、小包を送るのは初めて。しかも今回のプレゼント品にはマグカップという壊れやすいものがあるので、入念に梱包して送付しようと思い立ちました。
 コップやお皿などを郵送する際は、まずしっかりと新聞紙などの紙に包み、その上に緩衝材を巻きつけるのが良いですよね。緩衝材というのは、いわゆる『プチプチ』のことでして、今回、その『プチプチ』をドイツで入手すべく、フランクフルト市内にあるホームセンターへ行ってきました。
 今回行ったのは、ドイツの有名(らしい)ホームセンターのチェーン店である『OBI』。日本でもそうなのですが、ドイツのホームセンターはたいてい郊外にあって、まだドイツに車のない僕には行き難いところ。でも、この『OBI』はフランクフルト中心部の『フランクフルト南駅(Frankfurt Südbahnhof)から徒歩5分くらいのところにあるので、自宅からドイツ地下鉄の『U-Bahn』を乗り継いで行ってきましたよ。
 あれ? その『OBI』の写真を撮ったつもりなんですが、スマホにない……。すみません、お店の様子などは、また別の機会にご紹介しますね。ただ、こちらのホームセンター、とにかくデカイ! 定番の工具、木材などから、水道まわり、お風呂まわりの部品など、見たこともないような商品が並んでいます。また、ご多分に漏れず園芸品などのコーナーもあって、店構えがほとんど日本のホームセンターと同じなのが面白いです。
 さて、僕のお目当ては『プチプチ』(緩衝材)なのですが、これがなかなか見つからないんです。緩衝材は売ってないの? まさか〜、そんなはずないでしょう。引っ越しのときなどに必要でしょうし、ホームセンターになかったら、もはやドイツに『プチプチ』はないに等しいぞ、これは……。
 半ば諦めかけたとき、ありました! ありましたよ! それも入口付近の一番目立つところに! そりゃあ、そうですよね。やっぱり必需品ですもん。そのコーナーにはダンボール、ガムテープ、カッター、結束紐など、まさに引っ越し用のグッズが目白押し。車輪付きの小型台車みたいなものもあって、とても充実していました。ただし……。
 僕が購入したのはドイツ版『プチプチ』(緩衝材)と、食器類を包む用紙。でも、これ、デカすぎる! 『SEIDENPAPIER』というのが送りもの用の紙で、こちらはなんと1キロ分。右の『プチプチ』はロール上になっていて5メートル分もあります。そんなにいらないですって! 
 ドイツは様々なモノが総じて大きいのですが、今回もご多分に漏れませんでした。仕方がないので、持参した手提げ袋からはみ出した状態で抱えて帰りました。でも、これでプレゼントを発送できます。
 ドイツから海外へ小包を送付するには「ドイチェ・ポスト(Deutsche Post)」という郵便局、もしくは海外輸送会社『DHL』(浦和レッズのオフィシャルパートナー!)の看板を掲げた個人商店などに品物を持っていきます。小包の大きさや重さ、送り先によって発送料は異なるのですが、便利なのは郵便局で、局内で小包用の箱などが売られています。今回、僕が使用したのは最も小さい『Sサイズ』のもので、それにマグカップ、マグネット、レターセットを梱包し、窓口のおばさんのところへ突撃しました。

僕『あのー、日本へ小包を送りたいんですけども……』
郵便局のおばちゃん『いいわよ。チャイナね』
僕「いや、だから、日本です』
郵便局のおばちゃん『ああ、そうなの。発送伝票は書いてきたのね。じゃあ、見せて。ああ、これは、××××××、だから、××××で、××××』
 出ました。郵便局お得意のドイツ語攻撃! ドイツの街中では英語が通じる機会が多いのですが、このような窓口関係はたいていドイツ語しか通じないんです。
 困った。おばちゃんが何を言っているのか、さっぱり分からない……。仕方がないので適当に『Ja(はい)』と答えていたら、『だから、いいの? それで?』と言っているような気が……。何とか理解したところによると、伝票の『宛先不明の場合は送り主に物を返送する』という項目にチェックを入れていたので、おばちゃんは『もし返送された場合は、日本に送った郵送料と同額が請求されるわよ』と言っている様子。『それでいいです』と言うと、ぶっきらぼうに『●ユーロ●セント』と、金額を提示されました。ホッ、何とか送れそう。
 ちなみに、郵便局のおばちゃんは無愛想に見えますが、お金を支払って、こちらが『ありがとうございました!』と言うと、ニッコリと微笑みを返してくれます。別に怒っているわけじゃないんです。むしろ返送料の確認もするなど、ドイツの方々は思ったよりも親切なんです。
 さて、無事にプレゼントはお届けできるのか。当選者さま、いましばらくお待ちくださいね!
 そして、浦研プラスの会員向けプレゼントは今後も随時企画致します。皆さん、お楽しみに!