【期間限定無料掲載】街中で覚えるドイツ語!ー『Hast du Zeit?』
メールでの一言
現在、柏レイソルに所属する細貝萌選手は2011年の冬から2017年の春まで海外で生活をしていました。最初はドイツのアウグスブルク、その後、レヴァークーゼン、そしてベルリン、途中でトルコのブルサという街でもサッカーをプレーして約6年半、異国の地で暮らしてきたんですよね。凄いことです。
その彼とは今、本人のホームページでコラムを執筆する仕事をしている都合上、頻繁に連絡を取り合うことがあります。その、歳下にも関わらず海外生活の先輩として尊敬する細貝さんが最近、「せっかくドイツに行ったんなら、今後はメールの連絡とかもドイツ語でしてみる?」と提案を受けたので、強烈に尻込みしながら、「とりあえずやってみる?」と返事してしまいました(無謀!)。
そんな彼から、最近来たメールの文言がこちら。
『Hast du Zeit?』
はい、さっぱり分かりません。いきなり上級者問題か? と驚愕したのですが、実はこれはいたって初級の単語を組み合わせた文章なんですね。
まず『hast』というのは原型『haben』が格変化した形で、『haben』は英語の『have』に相当するもの。日本語では『~を持つ』という意味です。そして『hast』というのは二人称の主語に対して格変化したものなんです。
で、『du』というのがまさに英語でいう『you』で『あなた』。二人称なので動詞が『haben』から『hast』に格変化し、しかも疑問形なので動詞が一番前に来ているんですね。
そして最後の『Zeit』というのが英語でいう『time』、『時間』なんですね。ちなみにドイツ語の場合、名詞は必ず頭文字が大文字になるので、『Zeit』は文章中のどこにあっても頭文字が大文字です。細貝さんのメールでも、しっかりそうなってました!
と、いうことで、『Hast du Zeit?』は『時間ある?』という意味だったんですね。
そして、最近、町中を歩いていて目に付いた看板がこれ。
まあ、そのまんまですね。ズバリ『ピザの時間』。美味しそうにピザを食する女性。『ピザ食べたい!』という欲求を喚起する文句も、言葉が通じなくては伝わりにくいんですね。僕は細貝さんから事前にご教示を受けていたので、当然この看板を見た瞬間にお腹がグーッと鳴りましたよ。
以上、今回は『hast』、『du』、『Zeit』の単語を組み合わせた文、『Hast du Zeit?』を紹介致しました!
Sehen wir uns wieder!