2025浦和レッズ・沖縄キャンプ2日目[1/13]トレーニングレポート『フィジカルの午前、実践の午後。スコルジャの狙い、選手の適性』

©Hidezumi Shimazaki
2日目から本格化
2025シーズンの沖縄キャンプ2日目。マチェイ・スコルジャ監督は時間に正確な指揮官だったはずだが、選手たちが集合するタイミングが早かったからなのか、予定開始時間の10時よりも約6分ほど早く合図を送って、まずはチーム全体で円陣を組んだ。
選手たちの雰囲気は総じて和やかで、スコルジャ監督の佇まいもいたって柔和な様子だ。しかし、この指揮官から溢れ出る威厳は隠せようのないもので、監督が何かを発言すればチーム全体の空気が一気に引き締まる。そして、おそらくこの日の午前トレーニングの内容は選手たちへ伝わっていて、来たるべきメニューに備えて緊張した面持ちの者もいる。

©Hidezumi Shimazaki
入念なジョギング、ステップワーク、ボールを使用した2人一組でのパスワークなどを経て、午前のメイントレーニングの準備に入った。石栗健コーチのレクチャーのもとで選手たちが横一列に並び、彼らの足元、そして前方に約20メートルの距離を示したマーカーが置かれてある。選手たちは機械音の合図と共に定められたスピードで20メートルの往復(計40メートル)を繰り返し、時間内に駆け抜けられなかった選手から脱落していく。これは選手たちの有酸素運動テストを兼ねたシャトルランである。
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