連載第67回! 沖永雄一郎の”オールコートマンマーク!”『久しぶりに戦術トレーニングが見れた!』

浦研プラスにて、サッカー専門新聞・『エルゴラッソ』の浦和レッズ番記者である沖永雄一郎氏の浦和レッズ・トレーニングレポート連載が開始されました! 冲永氏の独特で個性的な視点を通してクラブ、チーム、選手たちの動向を随時お届け! 新鮮で躍動感のある『浦和レッズ』の日常をぜひお楽しみください!

Text&Photo by Yuichiro Okinaga

冬近し

みなさんこんばんは。

テック(ヴォイテク・イグナチュク)コーチは「サムクナイ、アツイ」と薄着でのたまっていましたが、また急に寒くなりましたね。めちゃめちゃ寒かった先週の横浜F・マリノス戦以降、少し気温が上がっていたので錯覚していたものの、秋も終わりかけです。ただ、おかげさまで睡眠が少し安定してきました。人間の体はやはり、季節相応の気温にアジャストするようにできているのでしょう。

そんなわけで、先月10月25日以来の大原でした。芝の生育の関係で、今回からしばらくはB面でのトレーニングに。観覧席からはかなり遠くなるので、フェンス越しに練習を見学する人も多く見られました。選手の移動距離も長くなってめんどくさいのか、練習前にはチアゴ・サンタナが用具運搬用のカートで移動したり、練習後も複数の選手がカートに乗って戻るなどタクシー状態に。微笑ましい光景(?)でした。

この日の別メニュー組は2名で、大久保智明と本間至恩が「コンディション調整」のため全体練習には不参加。本間は練習終盤に姿を見せ、軽く走ったりボールを蹴る姿もありましたが、大久保は姿を見せずじまいでした。

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