【2024浦和レッズ・沖縄キャンプ7日目】小泉佳穂・トレーニング終了後囲みコメント全文

©Hidezumi Shimazaki

『ヘグモ式』の印象

ーー外から見ていた中でマチェイ監督との違い、感触は?

「去年とは違う印象がかなりある。どこまで具体的に言っていいのか分からないんですけども、簡単に言うと、立ち位置がはっきりしている。ある意味、一人ひとりのポジショニングの自由度みたいなものはあまりない。その分、逆に規律が取れているというか。この間の沖縄SV戦を観ていても、初めての試合にしては形になっていたというか、(戦術理解の)スピードは早かったなという感じはあって……。これから、監督がどの程度選手の判断に幅を持たせてくれるのかが分かってくると思うんですけども、今のところはそんな感じですかね」

ーー対策も取られやすくなるのかなと。

「本当にそうだと思っていて、自分たちもやり方がはっきりしている分、相手も『ここを消しておけばいいよね』とか、『ここを対応すればいいよね』という答えが出やすいやり方だと自分も思っていたので、それはシーズン途中で対応されたときに、どういう形で変わっていくのか。もしくは現状では一つの形を、シンプルでオーソドックスな形を提示してくれているだけで、これからどんどんいろいろなアレンジが出てくるのかは自分たちもわからないので、今はそれを探っている最中です」

ーースピードが速いのがヘッケンのサッカーの特徴で、はっきりしている。それを思考で、速さでどんどん破っていく。それも一つの形なのかなと。相手が分かっていても止められないくらい。

「そうだと思います。この間の沖縄戦も一人ひとりの立ち位置とか役割が結構固定されている分、余計な思考が少なくて判断が早くなる。この間も観ていてそれを思いましたし、ということは、個人の質だったりがかなり求められる。そこで違いを見せるのかなという感じ、現段階ではそんな感触を抱いています」

ーーそういう意味ではボールタッチなどで、自分の中で個人戦術、相手が来ているつもりでも剥がせるようなアクションが必要になる。

「そうだと思います。できるだけ小さなスペース、小さなスペースというのは自分が受けられるスペースを確保できるか。なんて言うのかな、同じ距離感でも、その距離感でボールを受けられる選手、受けられない選手、同じプレッシャーでも剥がせる選手と捕まっちゃう選手、そういうところの違いが出てくると思いますし、違うところを攻めていく必要があるし、個人的にはそれがすごく楽しいなとは、現段階では思っています」

ーーウイングに点を取らせる、ウイングから仕掛けていくことが重視されている中で、インサイドからゴールに関わっていく醍醐味、バランスを取っていたらそのまま終わってしまう。起点を作って終わりになってしまうところで、あえて(インサイドで)迫力を作るには?

「そうですね。インサイドハーフは他のポジションに比べると多少自由が利くかなという印象なので、そこで自分らしさを出しつつ、ゴールに絡むプレーを出していけるかなと思っていて。あとは、これはちょっと、うーん。スウェーデンとかノルウェーなどのリーグと日本のリーグはかなり違うので、日本のやり方に監督が適用して、どうやって変えるのかというところもこれからかなと。それはシーズン途中になってからかなとも思うので、まずは選手がオーソドックスな戦術を理解して、その後は機敏にいろいろな変化に対応していければと思っています」

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