【島崎英純】2023YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第1戦/ガンバ大阪vs浦和レッズ・試合レビュー『スーパーゴールから堅守への流れを継続。カップ戦アウェーで無難なウノゼロ』

©Yuichiro Okinaga

まずはアウェーで

YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第1戦、ホームのガンバ大阪は前節の北海道コンサドーレ札幌戦(●0-4)から二人の先発メンバーを入れ替えた。まず、イスラエル代表とU-22日本代表への招集でMFネタ・ラヴィとDF中野伸哉がチームを離脱した中で、リーグ戦ではインサイドハーフでプレーすることの多い山本悠樹がネタ・ラヴィに代わってアンカーへ入り、左インサイドハーフには石毛秀樹を据えた。また、左センターバックはクォン・ギョンウォンから佐藤瑶大に代わったが、それでも最小限のターンオーバーで留めた印象がある。

一方の浦和レッズは前節のアルビレックス新潟戦(△1-1)から7人の先発メンバーを入れ替える明確なターンオーバー策を敷いた。伊藤敦樹が日本代表、大畑歩夢がU-21日本代表へ招集され、新潟戦でアレクサンダー・ショルツと大久保智明が肩や足を痛めた中で、GK西川周作、DF酒井宏樹、DFショルツ、MF伊藤、MF関根貴大、MF大久保、FWホセ・カンテに代わり、GK牲川歩見、右CB岩波拓也、左SB荻原拓也、MF安居海渡、MF早川隼平、MFアレックス・シャルク、FW髙橋利樹が先発に名を連ねた。

マチェイ・スコルジャ監督は今後のシーズン日程を深く考慮していると思われる。今回のルヴァンカップ準々決勝は第1戦と第2戦の間が中3日で、その次の試合は中4日でJリーグ第27節・京都サンガ戦が控えているものの、それほど過密な日程ではない。しかし今後の浦和は年内に2023-2024シーズンのAFCチャンピオンズリーグ・グループステージを戦わねばならず、もし今回のルヴァンカップで準決勝へ勝ち上がれば、リーグ、ACL、ルヴァンの3大会を同時並行で戦う超過密日程になる。また浦和は2022-2023シーズンのACL優勝によって得られたクラブワールドカップ(以下、CWC)への出場も決定しており、このCWCも含めて年末まで厳しいスケジュールをこなさなければならない。

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