【浦研プラス独占インタビュー!】現地での生の声! 宮本優太、安居海渡、工藤孝太、ベルギーリーグ2部、KMSKデインズへ練習参加!-『ヨーロッパでの貴重な体験』/前編 

©Hidezumi Shimazaki

真冬のベルギーへ

ベルギー北西部、国内第三の規模を誇る古都・ヘントからローカル列車で約15分の距離にあるデインズ(Deinze)という小さな町に、KMSKデインズというサッカークラブがある。KMSKデインズが創設されたのは1926年。あと4年もすれば、このクラブは誕生から100年もの歴史を刻むことになる。

そのKMSKデインズは、20222月に『ACA Football Partners』が新オーナーとなってからの短期間で数々の改革を進めてきた。そして今季ベルギーリーグ2部に所属するこのクラブに、日本のJリーグクラブである浦和レッズから3人の選手がトレーニングに参加することになった。

2022シーズンから正式にトップチームに登録されているMF安居海渡、DF宮本優太、DF工藤孝太。彼らはベルギーの由緒あるクラブで約2週間研鑽を積み、どんな知見を得て、どんな思いを心に期したのか。当地・デインズのホームスタジアム、『ダコタ・アリーナ』の脇にあるクラブハウスで、彼らから話を聞いた(取材日:20221130日)

 

――ヨーロッパの冬は寒く、今日は練習場が深い霧に包まれました。また、こちらのグラウンドのピッチ状況、芝生の感覚も日本とは異なると思われますが、どのように感じますか?

 

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