堂々たる完勝。灼熱の大地で、確かな自信を得た【島崎英純】2022AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節/山東泰山戦レビュー

©Takehiko Noguchi

今季新戦力が躍動!

ポジティブな勝利だ。大幅なターンオーバーを敢行しながら中国スーパーリーグの山東泰山に5-0で完勝。浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ・グループステージFで韓国Kリーグの大邸FCに次ぐ2位となり、東アジア5グループのうちの2位成績上位3チームに入って決勝トーナメントへの進出を決めた。

リカルド・ロドリゲス監督体制の浦和はチーム全体の総合力を示した。DF工藤孝太が今季初出場し、他にも途中出場でGK牲川歩見、FW木原励のふたりが浦和でのデビュー戦を飾った。また、グループステージ第2節の山東戦で初先発したDF知念哲矢がこの日もフル出場&2ゴールをマークする大活躍を果たした。そして1トップに起用された松尾佑介は今試合で2得点して今グループステージで総計5ゴールを挙げ、最前線でのプレーで新たなる力を誇示した。また流通経済大からの今季新卒のDF宮本優太、MF安居海渡はいずれもフル出場し、安居は第2節の山東戦に続いてグループステージ2ゴール目をゲットするなど、チームの柱として君臨した。

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