2022Jリーグ第10節 川崎フロンターレ戦 鬼木達監督「自分の中では相手にやられているというよりは」

鬼木達監督

鹿島と激しい戦いで勝利した後、今日はホームで大事な一戦だったので、そういう意味で言うと、先制はされましたけどもしっかりと逆転できたこと、プライドを持って選手が戦ってくれたこと、なおかつ最後まで切らさずに自信を持って、どんどんどんどんパワーを出せたことも素晴らしかったと思います。

多少、いろんなイレギュラーなことはありましたけども、そういった中でも、前回のスーパーカップの時もかなりイレギュラーなことはありましたけども、今回もそれを乗り越えてしっかりと戦ってくれたなと思います。非常に選手に感謝してます。ただ、もう1試合連戦があるので、そこまでしっかりと戦いたいと思います。

Q 後半の挽回、持って行き方がすぐ大きなポイントだったと思うが、前により向かっていけたところの選手への働きかけ、あるいは守備の行き方を修正したところ、途中からセンターバックの配置を変えてみたり、そのあたりについては?

センターバックのところは、自分たちで勝手にと言うか、変えている感じのところはちょっとえーありまして(笑)。後半に関しては、自分たちのやるべきこと、狙うところ、そこを徹底しようと話をしました。その中で、どうやって響かせるかっていうものは考えましたけども、ただ、やっぱりそこのところが自分たちのストロングなところと、やっぱり分かっているので、そこをもうやり続けられるかどうか、そこなんですよね。それをやったということだと思います。

Q 改めて、やるべきことを再確認したところが一番大きかった?

そうですね、そこも徹底、まあやっぱり徹底ですよね。そこができたかどうかっていうところ、前半はそこのところでチャンスを逃していたと思いますし、抜け出せるチャンスだとか、ちょっとしたところなんですけどね。本当に、2メートル、3メートルのパスかもしれないですけども、それをどこにつけるかとか、そういうところですけども、それをしっかりとやり続けてくれた、そういうことだと思います。

Q 先ほど、イレギュラーの状況と言っていたが、それ佐々木選手、知念選手のベンチ外という状況と関係があるのか? また彼らをベンチに入れたかったけど入れられなかったという状況だったとして、それでも勝ち切れたことについては?

本当に、彼らは前節、得点も取って活躍もした選手ですし、そういう意味で言うと、体調不良で入れなかったっていうのが事実としてあります。ただ、何だろうな、いろんな意味で今シーズンは総力戦、より総力戦だと思っているので、他の変わって入った選手もそうですし、あとはその選手たちだけではなく、チーム全体として何が何でも、こういう時こそ勝ってやろうっていう、そういう強い意思みたいなのはやっぱり感じられたので、そこはすごく選手の成長かなと思ってます。

ただ、本当に先ほども言いましたけども、やっぱりこの1試合で終わらないこと。とにかく少しずつでも積み上げていくこと、それが今シーズンの自分たちの力に少しずつなっていくことなのかなとは思ってます。

Q 交代で小塚選手を起用したが、同じポジションに瀬古選手もいたが、小塚選手を起用した理由と評価は?

(残り 717文字/全文: 2012文字)

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