2022Jリーグ第10節 川崎フロンターレ戦 リカルド・ロドリゲス監督「2−0で勝てていてもおかしくなかった展開だった」

リカルド・ロドリゲス監督

全体的に試合展開としては良かったという風に思います。前半は特に、プレーだけじゃなくて、ディフェンスの強度のところもそうですし、1点目だけではなく、追加点を取れてもおかしくない、そういう展開だったかなって思います。

そして相手に対してチャンスを作らせなかった、そういう前半ができたと思います。後半に関しては明本がそうそうにチャンスを作りましたが、それを止められてしまい、そのなかでだんだんと我々の強度が落ちてきたところを相手に突かれてしまったのかなと思います。1−1にされ、1−2にと立て続けにやられてしまいました。その立て続けにやられたところから我々の勝ち点がもっていかれた印象です。

ただ、よかった部分はたくさんありましたし、チャンスは作ったけれども生かせなかった、それが今回の負けにつながってしまったところがあると思います。チャンスの数と、それを生かせていれば、2−0で勝てていてもおかしくなかった展開だったと思います。

Q 4試合とも前半はいい試合をして、4試合連続で後半に必ず点を奪われてちょっと勝ち点を落としているが、それは体力的な問題なのか、強度が落ちてきたところでチームで上手く戦うことが不足しているのか?

フィジカル的なところと言われれば、もしかしたらそういう部分もあるかもしれないんですが、そこに関してで言うと、連戦だけではなくていろんな影響があり、人数がなかなか揃わなかったりとか、そういった部分も影響はしているのかなという風に思います。今回の試合でも、違和感がある選手であったり、出ずっぱりの選手たち、伊藤敦樹であったり江坂であったり、そういった選手、それから小泉にしても復帰してきたばかりというところもありますので、そういったところの難しさというのも1つあると思います。

もちろん、これだけのスケジュールなので疲労がたまるのは当然だとは思います。先ほど話した通り、強度が高い時まではすごく良いプレーはできていると思うんですけれども、落ちた時にどうするかっていうのが我々の課題だと思います。

Q 結果の出ていない状況が続いているが、次は連戦でホームで湘南戦となるなか、選手への働きかけも含めて、試合に向けてどう準備していきたいか?

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