2022Jリーグ第2節 ガンバ大阪戦 リカルド・ロドリゲス監督「結果は内容にふさわしくないが、これもまたサッカー」

リカルド・ロドリゲス監督

スタートのところは良かったという風に思います。前半、数多くチャンスを作ってましたし、実際それがピッチでもはっきりと見られたという風に思っています。ただ今回、我々に足りなかったのは、その決定力のところ、最後の数メートルで決め切れるかどうかという部分だったという風に思います。

ただ、そのチャンスにしても、数多く作りましたけど、いろんな形で違った形で作れていたなという風に思います。前半で勝ちながら折り返すことも十分可能だった、それぐらいの内容だったというふうに思います。後半に関しては、前半に比べるとチャンスの数自体は減りましたけれども、馬渡であったり、関根のクロスからのチャンスだったり、いくつかその中でも点が入るかもしれない、そういうぐらいのチャンスは作れていたのかなと。

そして前節同様、10人になってから、またその機会を上手く相手に利用されてしまったなという風に思います。えー。彼らのおそらく、撃った唯一のシュートか、それが我々の選手に当たって入ってしまった。実際、当たってなかったら、もしかしたらGKも取れたかもしれない、それぐらい遠くから打たせていた。打たれた、あまり危険ではないところから決められてしまったというふうに思います。

ただ、結果は我々の内容にふさわしくないと思いますけれども、こういった部分もまたサッカーの一部だという風に思います。

Q そんなに悪い試合だったと思わなくて、小泉選手と岩尾選手が揃って、今季の中では一番ゆっくりボールを持ちながら攻撃できたと思うが、こういう方向でやっていきたい?

アイデアとしては、やはりこういったやり方だという風に思います。プレーのところでももちろんそうですけれども、ただ我々が目指してやっていたところとは別に、もちろん敵がいる競技なので、その中で相手にやられてしまう可能性ってのはあります。ただ、今回のパフォーマンスに関しては満足していますし、もちろん終盤、選手たちに疲れを感じてきましたけども、そのなかでもチームは全員、一丸となってしっかり戦ってくれたという風に思っています。先ほどお話した通り、チームのパフォーマンスだけではなくて、いろいろな形でチャンスを作っていた部分もあったので、そこはすごく良かったと思います。ただ、こういったことが起こるのも、また1つ、サッカーだという風にも思います。

Q 開幕から非常に厳しい試合が続いていて、結果が出なくて苦しいと思うが、今チームにとって一番大事なのは何か?

今回は疲れがあったというところもあると思いますけれども、我々に今現在起こっている問題としては、どうしてもケガ人とかで、例えば前線の選手のけが人であったりとか、そういった部分では、例えばスタートの選手から、それから途中から入る選手含めて、どうしてもポジションのバランスが悪くなっているっていうところがあるという風に思います。

例えば、60分、65分過ぎたぐらいから疲労がたまってきた中で、その純粋なポジションの選手を入れていくというところが、どうしても今は困難な状況ではあると思います。もちろん、その中でも、違ったポジションの中でもしっかりプレーしてくれる選手たちには感謝していますけど、ただ全員が揃ってしっかりプレーすること、それが早くできるように願っております。

Q 前半、本当に完璧に近い試合だったと思うが、その中でも少し、こちらのミスからピンチになりかけたシーンがあり、後半はまた少しそういったシーンが増えていた。それをどう見て、修正した部分があれば教えてほしい。

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