ストーミングの猛威に沈む。リーグ開幕節で痛恨の敗戦【島崎英純】2022Jリーグ第1節/京都サンガ戦レビュー
消極的だったか…
トップチーム5人が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた浦和レッズが今季のJリーグ開幕節・京都サンガ戦に臨んだ。気になるスターティングメンバーはGK西川周作、4バックは右から馬渡和彰、犬飼智也、岩波拓也、酒井宏樹のセット。中盤の構成は後述するとして、顔触れは柴戸海、伊藤敦樹、関根貴大、安居海渡、明本考浩の5人で、最前線に江坂任が立つ形だった。『FUJIFILM SUPERCUP2022』の川崎フロンターレ戦からは若干メンバーが入れ替わり、前日に2種登録された浦和レッズユースの早川隼平がFW登録でベンチ入りした点からはチーム構成に苦慮した印象が募る。それでもスターティングのラインナップを見る限りは京都に立ち向かえるだけの戦力は整えられていると思われ、そのゲーム展開の推移に注目した。
試合開始当初、浦和のシステムは川崎戦と同じく4-4-2のように見えた。しかし数分後には明本が左サイドに張り、安居がトップ下的なポジションを取る4-2-3-1のような位置取りになった。安居は試合後のオンライン会見で、『ポジション自体はシャドーだったんですけども、ディフェンスをするときは『(江坂)任くんと前で』と言われていたので、前線から追うようにと言われていたので、守備のときはFWの位置になっていました」と説明している。
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