【オフシーズン・移籍動向関連002】“武者修行”、新たなる旅立ち。伊藤涼太郎、田中達也、山中亮輔、武田英寿、金子大毅、荻原拓也。それぞれの選択

©Takehiko Noguchi

移籍のリリースが相次ぐ

 昨日の新加入選手のリリースに続いて、本日12月26日はクラブを離れる選手の動向が伝えられた。

 まず、始めにリリースされたのは水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍中だった伊藤涼太郎のアルビレックス新潟への完全移籍だ。伊藤はミハイロ・ペトロヴィッチ監督体制時の2016シーズンに岡山県の作陽高校から高卒新人で加入し、初年度に早くもJリーグ出場を果たしてその将来性を見込まれた。伊藤はトップ下が適性ポジションで、スキルフルなボールタッチで狭小局面を独力で打開できる能力を備え、パスやシュートのセンスも抜群な攻撃特化型。独特のアイディアで相手を出し抜く閃きのあるプレーは他の選手にはない得難い個性だが、それだけに特定の戦術や戦略の中で役割を求められたときに持ち味を生かせない場面が度々あった。

 個人的には攻撃をリードする旗振り役として、チーム内のコンダクターとしてのタスクが与えられれば、伊藤の能力はまた一段引き上がると感じている。それだけに今回、J2からJ1への返り咲きを狙う新潟への完全移籍は彼のプロサッカー人生の中で重要なターニングポイントになるだろうし、何より飛躍への第一歩になるとも思っている。

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