坪井慶介:『浦ツボ-Tsubo’s Target』第7回−『浦和レッズ天皇杯優勝!』
素晴らしい天皇杯制覇
2021シーズンの天皇杯で、浦和レッズが2018シーズン以来3年ぶり、クラブとしては4度目のタイトル獲得を果たしました。
率直な感想としては、本当に良かった。僕は今のリカルド・ロドリゲス監督体制のチームに、どんな大会でもいいから、早く決勝の舞台を体験してほしいと思っていました。その機会がチーム発足から1年目に訪れ、しかもしっかりとタイトルを獲れた。これは非常に意義深いことだと思います。
今回の天皇杯では準決勝で宇賀神友弥、決勝で槙野智章という経験豊富な選手が勝負どころでゴールを決めて力を発揮しましたが、そんな彼らに後押しされる形で大舞台を初めて経験する選手たちが躍動した点は浦和にとって大きく、今後の糧にもなると思っています。
僕が浦和でプレーした時代は2002シーズンに初めてヤマザキナビスコカップ(現・YBCルヴァンカップ)の決勝に進出しましたが鹿島アントラーズに敗れ、翌シーズンに同大会の決勝で鹿島と再び対戦してようやくクラブ史上初のタイトルを獲得できました。でも、今回は体制初年度の初タイトルマッチで戴冠を果たしたわけですから、本当に素晴らしい。
(残り 2555文字/全文: 3159文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 【オフシーズン・移籍動向関連001】サイドバック、センターバックの逸材たち。馬渡和彰、犬飼智也、大畑歩夢、知念哲矢の浦和加入決定!
- 前の記事 »
- 日々雑感―塩田仁史『チーム躍進の担い手』−現役引退に寄せて
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ