2021年天皇杯準決勝・C大阪戦 西川周作「試合が始まる前、正直怖かったです」

西川周作
Q 率直に、今の心境は?
この試合が始まる前、正直怖かったです。というのも、この試合、もし負けることがあれば、このメンバーともう今日で最後になるんだな、阿部選手、槙野選手、宇賀神選手、やはり自分が長く一緒にプレーしてきた選手最後になってしまうんだなーっていう葛藤が試合前にあって、ピッチに立つときにファン・サポーターの姿を見て、自分が奮い立ってピッチにたてたっていうのはもう、本当皆さんに感謝していますし、この感情をコントロールするのは非常に難しかったですけど、今日はもうファン・サポーターの方の力を借りて、あのゴールを守るっていうことだけに集中して、最後まで戦い抜くことができたので。泣いても笑っても、あと1週間、この今いるメンバーでサッカーが出来るっていうことをすごく嬉しく思ってますし、価値のある天皇杯にやっぱりしたいので、最後しっかり勝って笑いたい、阿部選手にカップを掲げてもらうのを目標にしながら、イメージしながら、また1週間がんばりたいと思います。

Q 当然、決勝という舞台でタイトル、ACLに向けて特別な試合になるとは思うんですけど、西川選手にとっては大分との対戦ということを考えても、さらに今までの中でも特別な試合になるのかなと思いますが?

大分出身の自分からしたら、自分がいくのか、清武選手がいくのかというところで、本当にギリギリのところで勝ち上がれた自分たちっていうのが非常に良かったと思います。対戦相手が大分と聞いたときは、何かこれは運命かなと。非常に、気持ちの昂る相手と決勝の舞台で対戦することっていうのはなかなかないことで、非常に楽しみですし、新国立競技場に初めて行けるっていうのは僕だけじゃなくて、本当みんなが喜んでいたことだと思うので、あとはしっかりと最後勝って終わるっていうことをイメージしながらやっていきたいなと思います。

Q この大会に関しては5試合連続で完封勝利となりました。率直に守備に関していかがでしょうか?

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