2021天皇杯準々決勝・ガンバ大阪戦 松波正信監督「対策を練ったとしても、相手のクオリティーが高かった」

松波正信監督
リーグ戦でも近い期間で戦った相手ですし、やることを明確に準備をしてきた中で、決して試合の入りは悪くなかったと思っています。ただ、ワンチャンス、ツーチャンスでしっかり決めてくるクオリティーの高さはあったと思います。2点目を取られて、さらに状況が悪くなるところは作ってはいけなかったと思います。後半は何度かチャンスがあって決めきれない中で、残念な結果ですが、内容的にはそこまで悲観すべきではないと思いますし、切り替えて次のリーグ戦に行きたいと思います。

Q 先制点がもったいなかったと思うが防ぎようがあったのか、対処のしようがなかったのか?
前節のレッズと柏レイソルの試合でもああいう形で、今日もたぶん平野選手からこぼれ球を背後のユンカーへというボールだったと思いますが、映像を準備して……、ただ対策を練ったとしても、相手のクオリティーが高かったというところはあります。ただ、決してやられる形ではなかったですし、ちょっと残念な失点シーンだったと思います。

Q 攻撃のところでは前に出るアグレッシブさが出ていると思うが、そこから得点を積み上げていくにはどういうところが必要か?
やはり抜け出した後のアクション、ペナルティエリアに入っていくスピード感が出てきたと思いますし、そこに入る意識もすごく高まってきたと思います。あとはいつ、誰とどこに入るか、あとはクロスの質だったりを合わせて高めていければ、もっとチャンスを生かせると感じています。

Q 前半、FKの場面で小野瀬選手とウェリントン選手のサイドを入れ替える指示を出したと思うが、狙いは?

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