【FUKUDA’S EYE2021】福田正博:『浦和の上位進出は十分可能だ。今後のJリーグでライバルになるチームは?』

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リーグはまだシーズンを折り返していない

 今季のJ1リーグは20チームで争われるため、1チームは年間でリーグ戦を38試合戦う。したがって浦和レッズは先日の名古屋グランパス戦で17試合を消化したが、まだシーズンの半分に到達していない。

 今季の日本サッカー界はAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)に出場するクラブや新型コロナウイルス感染によるクラブ単位の活動休止や試合延期などの影響もあって、各チーム一律に試合数を消化していないが、その中で浦和は17試合で8勝4分5敗の成績で7位に付けている。また、YBCルヴァンカップではグループステージを突破してプレーオフステージへと駒を進め、ヴィッセル神戸とプライムステージ準々決勝進出を懸けてホーム&アウェー戦を戦う。そして天皇杯は2回戦から出場で、その対戦相手はカターレ富山に決まった。現状では今季の浦和が出場する全てのタイトル獲得の可能性が残されていて、楽しみな時期が続く。

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