【戦術分析コラム】リカルド・ロドリゲス監督がサイドアタックにこだわる理由

©URAWA REDS
表裏一体
浦和レッズの攻撃は未だ停滞したまま。それはリーグ戦主体のメンバーに限らず、ターンオーバー的に陣容を刷新したYBCルヴァンカップのゲームでも変わらなかった。
データ面だけで見ると、リーグ戦は第6節消化時点で3得点(11失点)。いずれもセットプレーからで、リーグ開幕戦のFC東京戦で1得点、第3節の横浜FC戦で2得点した以外は4試合でノーゴールに終わっている。またルヴァンカップは2試合で0得点(1失点)。これだけゴールが欠乏すれば勝ち星が積み重ならないのも道理だ。
浦和は各試合でそれなりのチャンスを生み出せているように見える。確かにアタッキングサード付近までのボールの持ち込みはスムーズで、相手ペナルティエリア内でのプレー精度が高まればゴールゲットできたシーンは何度もあった。一方で、パーソナルスキルに委ねられるフィニッシュワークは選手個々の力量に関わるものであり、一朝一夕にレベルが引き上がるものでもない。すなわちリカルド・ロドリゲス監督が志向するチームスタイルに実効性はある中で、現在試合出場している選手たちのパーソナリティがそれに順応できていないように思える。
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