突きつけられた課題を解消する努力を。戦力不足を憂うだけでは駄目だ【島崎英純】2021Jリーグ第4節/横浜F・マリノス戦レビュー

©URAWA REDS
目指すべき形
浦和レッズはボールを『離せなかった』。拘り続けたビルドアップを分断されて危険なアタックを浴びる様を繰り返した。今はシーズン序盤で、チームコンセプトの遵守が後の成熟を導くと理解しながらも、リカルド・ロドリゲス監督が志向するサッカースタイルがポゼッションだけを拠り所にするものではないことを再認識する必要がある。
思考とフィジカルの低下が低調なプレーを招いたのは事実だろう。浦和は前節の横浜FC戦からひとりもメンバーを代えなかったが、現状ではこの布陣以外ではチームレベルが減退する。それは後半から次々に手を打った選手交代策の末に表出した試合内容からも明らかだろう。
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