前半劣勢、後半攻勢の修正力は見事。結果はドローも、新たな選手の台頭に期待が募る【島崎英純】2021YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節/湘南ベルマーレ戦レビュー

©URAWA REDS

フレッシュな陣容

 2月27日のJリーグ第1節・FC東京戦(△1-1)から中2日で迎えたYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節。シーズン開幕直後の過密日程で、湘南ベルマーレは11人全員を入れ替え、浦和レッズもセンターバックの槙野智章以外の10人を変更して今試合に臨んだ。

 リカルド・ロドリゲス監督がカップ戦の初戦を任せたメンバーは以下の通りだ。GK鈴木彩艷、4バックは右から柴戸海、藤原優大、槙野、福島竜弥。ダブルボランチに武田英寿と金子大毅を擁し、右MFに大久保智明、左MFに田中達也。トップ下には伊藤涼太郎が配備され、1トップは武藤雄樹が務めた。鈴木、藤原、福島、大久保と、実に4人の選手がプロ初出場を果たし、金子と田中は浦和加入後初出場と、ロドリゲス監督はフレッシュな陣容をピッチへ送り出した。

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