【コラム】今般の浦和の選手補強策は能動的、積極的。期待が募るアクション

チームを離れる選手たち

 リカルド・ロドリゲス氏の来季監督就任が発表されてから、浦和レッズは次々に選手の去就についてのリリースを行っている。その案件は近年でもかなり多く、現在のクラブ強化サイドの積極的なアクションが端的に表れている。

 まず、クラブを離れる選手を整理する。2020シーズン途中にはFWファブリシオ、DFマウリシオ・アントニオのふたりがポルトガルリーグのポルティモエンセへ期限付き移籍した。また荻原拓也がJ2のアルビレックス新潟へ期限付き移籍したが、彼はシーズンを終えた後の12月28日に、来季はJ2の京都サンガへ期限付きで移籍することが発表された。

 この後はシーズン終了間際から時系列に記す。まず、11月30日にMFマルティノス、そして12月3日にMFエヴェルトンの両外国人選手が、いずれも契約期間満了によってチームを離れることになった。ちなみにふたりの今後の去就はまだ未定だ。そしてシーズン終了後の12月25日にDF岩武克弥がJ1の横浜FCへ完全移籍することが決まり、12月28日には先述の荻原を含めて総勢6人の移籍がリリースされている。その詳細は以下の通りだ。

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