日々雑感ー武藤雄樹、究極のチームプレーヤー
武藤の個性
浦和レッズは10月10日のJリーグ第21節・サガン鳥栖戦を1-0で制して以降は6戦連続で無敗を堅持している。その間の得点は12、失点は3で、数字上もチーム力の向上が顕著に表れている。なにより、大槻毅監督が今季初めから構築してきたチームスタイルが高質に機能している点はポジティブに捉えられる。
この間、チームには様々な変化があったが、中でも個人的に注目しているのは興梠慎三と武藤雄樹がペアを組む2トップのプレーだ。今季の浦和は、このふたり以外にレオナルド、杉本健勇のふたりがFW陣の中核を成していて、それぞれに個人的な特徴がある。大まかに評すると、興梠はフィニッシュとポストワークの両面に秀でたオールラウンダー、レオナルドはペナルティエリア付近で能力を発揮する純然たるフィニッシャー、杉本は確実に攻撃起点を築けるターゲットマンといったところだろうか。
そんな中、武藤がFWのポジションで異彩を放っている。
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