敵地で勝利してリーグ連勝。取り戻した積極的プレス&堅牢ディフェンス【島崎英純】2020Jリーグ第11節/ガンバ大阪戦レビュー

選手変更は最小限に留める

 前節のサンフレッチェ広島戦から中3日のゲームで、大槻毅監督は2人のスターティングメンバー変更に留めた。セントラルミッドフィルダーの柴戸海に代えて青木拓矢、サイドMFの汰木康也に代えて長澤和輝で、青木は柴戸と同じポジション、同じ役割を負い、長澤は右サイドに入って左へ回った関根貴大と共にサイドエリアでの貢献を求められた。

 4バックの陣容は右から橋岡大樹、トーマス・デン、槙野智章、宇賀神友弥で前節と同じセット。2戦連続で山中亮輔をベンチに回したのは守備強化が名目なのは明らかだが、宇賀神の攻守両面における戦術理解度の高さとバランス維持の巧みさが評価された側面もあるだろう。

(残り 3862文字/全文: 4158文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »