【FUKUDA’S EYE2020/音声でも聴けます!】福田正博:チームのストロングポイントは山中亮輔。そして、長澤和輝と柴戸海は外せない。リーグ再開後3試合を終えて、浦和の現在地と選手評価
大槻監督らしいチームスタイル
福田正博(以下、福田):試合の戦い方からすると、メンバーもそうだけど、どっちかというと、クリエイティブさというよりは、ディフェンスに対しての強度を高める感じで、何て言うのかな、ゴールのところに関して言うと、最終的に山中(亮輔)のところを使っているのが大きな武器だけど、サイド攻撃、中央の2トップの力を使っていくような、なんかこう、アイディアを持って崩していくペトロヴィッチさんのサッカーとはまったく違う。どちらかと言うとFC東京の(長谷川)健太さんみたいなサッカー。クリエイティブさというよりは、勝つために、非常にこうシンプルに、削ぎ落としたようなサッカーをしてきている。大槻らしいなという感じは、俺はするんだよね。もっと、なんかこう、自分たちがボールを持って、もっと何かこう、仕掛けていくようなサッカーをするから時間が掛かるんだと俺は思っていたんだけど、それは勝手な俺の想像であって、やっぱり大槻らしいサッカー、大槻らしい戦い方をさせているなと。これだったら、そんなに時間を掛けずに、しっかりと結果が出るようなサッカーをしているなという印象があるんだけどね。
島崎英純(以下、島崎):以前、福さんがおっしゃっていましたけども、そもそも大槻監督は守備がベースにあると。まさに、対戦相手毎に、しかも相手のストロングポイントを消すような選手起用をしたり、非常に現実的ですよね。この3試合は特に。
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