2019シーズン選手評価&2020シーズン展望ーPlayers File.2『橋岡大樹ー確固たる主軸へ。代表との両立という懸念も』

【MF27橋岡大樹・2019シーズン成績】

2019シーズン成績

Jリーグ:18試合出場2得点

AFCチャンピオンズリーグ:8試合2得点

YBCルヴァンカップ:0試合出場0得点

天皇杯:1試合0得点

ゼロックススーパーカップ:1試合0得点

今季平均採点:6.04/28試合

今季ベストゲーム:ACLグループステージ第1戦・ブリーラム・ユナイテッド戦

右サイドで実績を築く

 昨季、浦和ユースから昇格して1年目にリーグ戦25試合出場1得点、天皇杯4試合に出場。チームは堀孝史監督から大槻毅暫定監督、そしてオズワルド・オリヴェイラ監督へと指揮が移り変わったが、橋岡は右サイドアタッカーという役割を与えられて着実に成長を果たし、その立場を確立させたうえで2019シーズンに臨んだ。

 2019シーズン開幕当初の橋岡はレギュラー争いをする中でAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ予選のブリーラム・ユナイテッド戦で2ゴールをマークして面目を躍如。その得点は長澤和輝のシュートのこぼれ珠に詰めて放った強シュート、そして左サイド・汰木康也からのファークロスに反応して飛び込んだスライディングシュートと、いずれもゴールへの意欲に溢れたもので、守備に特化せず、攻撃面でも個性を示す気概が滲んでいた。

(残り 1592文字/全文: 2123文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »