不退転の決意で中国の雄を打倒。浦和、アジアの道筋示す【島崎英純】2019AFCアジア・チャンピオンズリーグ・グループステージ第6節・北京国安戦レビュー

ベストメンバーが並ぶ

 浦和レッズは勝利、もしくはスコアレスドローで決勝トーナメント進出。オズワルド・オリヴェイラ監督は前節の湘南ベルマーレ戦で休養を与えた主力選手たちを軒並み先発させ、必勝体制でゲームに臨んだ。

 湘南戦から続けて先発したのはGK西川周作、DF鈴木大輔、MF柏木陽介の3人だけ。ただ、柏木が試合開始直後に相手アンカーのチ・ジョングオと交錯して右膝を痛打して戦闘不能に陥るアクシデントがあった。これによって試合開始から僅か13分で長澤和輝との交代を余儀なくされたが、その長澤が決定的な仕事を果たすのだからサッカーは奥深い。

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