流れを引き寄せる得点、盤石の逃げ切り。浦和、準決勝へ進出【島崎英純】2018天皇杯準々決勝・サガン鳥栖戦レビュー

ベストメンバーで臨む

 今週末はYBCルヴァンカップ決勝の横浜F・マリノスと湘南ベルマーレ戦が開催されるためにJリーグのゲームは無し。オズワルド・オリヴェイラ監督は前節の鹿島アントラーズ戦から中3日の今試合でベストメンバーをピッチへ送り出したが、指揮官はこれまでの天皇杯でも常にベストメンバーを組んでいるため、たとえ過密日程だったとしても陣容に変化はなかったかもしれない。GKは西川周作、ディフェンスラインは3バックで右から岩波拓也、マウリシオ・アントニオ、槙野智章。アンカーには青木拓矢が入り、トリプルボランチの形で右に長澤和輝、左に柏木陽介。両翼は右に森脇良太で、左に宇賀神友弥。そして2トップは武藤雄樹と興梠慎三が務めた。

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