【福田正博】FUKUDA’S EYE−アンバランスさを露呈する浦和。チーム刷新の決断も必要だ
成績下降の要因
浦和レッズが成績を落としている。きっかけは、第22節のジュビロ磐田戦だったと思う。この試合の選手たちからは、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(現・北海道コンサドーレ札幌監督)時代のサッカースタイルへ回帰するような意思を感じた。
今の浦和に在籍している選手たちは攻撃志向が強い。自らが主導権を握ってゲームを進めたい。そのメンタリティはなかなか変えられないので、自らの志向にそぐわないサッカーを続けていると、次第に充実感を失って変化を模索するようになる。そこで、もう一段レベルの高いサッカーを求めてしまう。今回、オズワルド・オリヴェイラ監督体制の中でもその傾向は見て取れて、そのきっかけが磐田戦の戦い方に表れていたように思う。
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