【コラム】守備へ傾倒するチーム戦術。ベース構築の先にあるもの

代表帰りの槙野と遠藤を起用

 天皇杯3回戦の松本山雅戦。浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督はロシアから帰還したばかりの日本代表DF槙野智章、DF遠藤航を先発に抜擢し、3-4-2-1を採用して試合に臨んだ。この意図について指揮官は、「槙野と遠藤をスタメンで起用して3バックに戻したというのは、ワールドカップ前の安定したプレーがあったからです。その堅固な守りを取り戻すために、立ち上がりは3バックにしました」と述べている。

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