【コラム】オリヴェイラ体制、攻撃、守備の特徴とは?

成績は物足りないが…

 厳しく長かった15連戦が終わった。浦和レッズはJリーグとYBCルヴァンカップ・グループステージの並行開催の中で、リーグ戦は4勝3分4敗、ルヴァンカップ・グループリーグは3勝1分の成績を残した。この間、チームの指揮は堀孝史氏(リーグ戦1敗)、大槻毅氏(暫定/リーグ戦3勝1分、ルヴァンカップ1勝1分)、そして現監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(リーグ戦1勝2分3敗、ルヴァンカップ2勝)と変遷している。

 オリヴェイラ監督就任後の浦和は堅守が際立つ。リーグ戦に限れば6戦して3失点。1試合平均0.5失点の数字は高く評価できる一方で、得点は6試合2得点。しかも、その2得点はいずれも第12節の川崎フロンターレ戦でマークしたもので、残りの5試合は無得点という惨状だ。

 オリヴェイラ監督はリーグ戦で一貫して3-3-2-2を採用している。そのメンバーは以下の通りだった。

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