『浦研クロストーク−福田正博×島崎英純』第2回「堀孝史監督体制の終焉と、見据えるべき未来」
浦研プラスの主宰者である島崎英純と福田正博が、浦和レッズのチーム状況、選手たちのプレー、戦術分析、未来への指針など、多岐に渡る話題をリアルタイムで論じ合う『浦研クロストーク−福田正博×島崎英純』。その第2回は4月2日に発表された堀孝史監督、天野賢一コーチとの契約解除について。大槻毅暫定監督、上野優作コーチの就任を合わせて発表した浦和レッズは今、どんな問題に直面しているのか。改革への道筋などについて話しました。
堀監督、天野コーチとの契約解除を発表
島崎:磐田戦敗退の翌日に堀孝史監督、天野賢一コーチとの契約解除が発表されました。
福田:良くない予想が当たってしまった。いい気分じゃないよ。
島崎:しかも、悪いタイミングでの契約解除でした。すべてが後手後手に回っている印象があるんですけれども、率直にどんな印象を抱いてますか。
福田:まず、堀孝史監督とは高校時代からの知り合いで、そういう意味では、この結果に関しては残念だし、彼自身に対しては生活の部分を含めて大丈夫だろうかと心配している。ただ、指揮官を代えることに関しては、これ以上引き伸ばす必要はなかったと思うので、このタイミングでの監督交代は最低限の策だと思う。
今のチームは現場に居なくても、選手と監督の関係性が希薄になり、求心力を失っている雰囲気を感じていた。選手たちが何を指針にしているかが分からないし、監督の指導を理解しているかも分からない。そんな中で監督にも覇気が感じられないというのは、戦う姿勢の部分でプロサッカークラブの責任を果たせていない。それを考慮すれば、今回のクラブの決断は正しいと思う。ただし、後任人事に関しては堀監督の力量やこれまでのチーム構築の不備とは別の部分でクラブ側に問題がある。ただ監督を代えれば良いという所作がその後の迷走を招くことは、過去の歴史が示しているわけだから。
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