際立った修正力の差。事前プランの踏襲だけでは勝てない【島崎英純】2018Jリーグ第5節・ジュビロ磐田戦レビュー
再びの4-4-2
堀孝史監督の選択は前節の横浜F・マリノス戦と同様の4-4-2。興梠慎三と武富孝介を2トップで並べ、右に長澤和輝、左に武藤雄樹、ダブルボランチに柏木陽介と青木拓矢を配し、4バックは右から遠藤航、阿部勇樹、マウリシオ・アントニオ、槙野智章、そしてGKは西川周作。宇賀神友弥が日本代表のヨーロッパ遠征で右膝骨挫傷を負い全治4週間と診断されたことで槙野が今季初めて左サイドバックを務め、センターは阿部とマウリシオが組んだ。
かたやジュビロ磐田は3-4-2-1の基本布陣。1トップは今季まだノーゴールの川又堅碁で、2シャドーに山田大記と松浦拓弥、右サイドハーフに櫻内渚、左サイドハーフに宮崎智彦、ダブルボランチが上原力也と田口泰士で、3バックは右から高橋祥平、大井健太郎、新里亮、GKはカミンスキー。名波浩監督は上原と田口の展開力と山田、松浦の局面打開能力、そしてストライカー・川又の左足での得点力に期待して浦和戦に臨んだ。
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