[沖縄キャンプを経て]堀監督率いる2018版浦和レッズの狙いを考察−Part.1『正対パスワーク』
前体制にはなかった練習メニュー
浦和レッズの沖縄キャンプは1月14日から28日までの15日間の一次、1月31日から11日までの12日間までの二次に分けられて実施された。今季は約5年半続いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督体制を引き継いだ堀孝史監督が初めて強化キャンプを張る年で、いわゆる新体制でのリスタートになる(堀監督がチームを率いたのは昨季途中の2017年7月30日)。
指揮官が代われば、そのトレーニング内容も変化する。特に堀監督は昨季のシーズン中に練習を非公開にすることが多かったため、チームの基礎を形成する日常の練習メニューを観察できなかった。プロサッカーチームの監督が熟慮して選手に課すトレーニング内容にはチームコンセプトを形作る明確な意図があるため、今回の沖縄キャンプで取り入れられるメニューが何なのかが知りたかった。
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