【無料公開】トレーニングマッチvsコンサドーレ札幌・試合後、札幌・ミハイロ・ペトロヴィッチ監督コメントー2018浦和レッズ・沖縄キャンプレポート−金武町・一次キャンプ14日

●札幌・ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

Q 試合全体の感想をお願い致します

「2試合やって2-0と3-0ということで、まあ、結果は決して良いとは言えないでしょう。でも、すごく良いものも見えました。特に1試合目ですけども、チャンスも幾つか作れていましたし、ただ、そういう中で、またつまらない失点をしてしまったのは、やはり自分たちは良いものが出せている。そしてチャンスも作れている中で、もったいなかったとは思う。ただ反対に、自分たちがやろうとしていることもしっかりと出せていたという意味では決して悪くなかったと思っている。やはり、良いものはたくさん出た中で違いがあったとすれば、球際の強さであったり、セカンドボールの予測であったりとか、そういった部分は、より相手の方がプロフェッショナルだったと思いますし、今後我々も取り組んでいかなければならないところだったと思います。いろいろな良い部分と、いろいろな違いを見られた今日のゲームでした。我々が今後進んでいく上で、プロセスを踏んでいかなければ、そこにはたどり着けないと思っています。その意味で、自分たちはしっかりとプロセスを踏んでいると思うので、決して悲観する必要はないゲームだったと思います。まだ2週間も経っていない状況ですけども、非常に我々の狙いとする戦術の浸透度は、私は高まっていると思っていますし、その中で、より規律を守るところであったり、戦う部分、あるいはより責任を持って戦うところであったり、よりプロフェッショナルとして戦っていくというのは、我々が今後チームが成長していく上で、戦術とともに一歩、二歩、前進していかなければならないところだと思います。我々、札幌も2試合を通して良い方向へ進んでいると私自身は思っています。今後、我々が引き続きトレーニングをしていく中で、必ず自分たちが強いチームに対しても得点と結果というものを残していけると思っています」

Q 前方のウイングバックへ3バックから中々ボールが出てこないことに苛立っているように見えましたが?

「もっと、ピッチをしっかり全体を見てほしいと思っていますし、しっかりと状況を判断してほしいと思っています。そこも選手たちがまだまだ取り組んでいくところです。間違いなく、そこですね。練習の中で取り組むことで、私は上手くいくと思っています」

Q 相手には懐かしい顔もいました。

「広島、そして浦和を6シーズン弱率いましたけども、そうした、かつて共に仕事をした同僚や指導した選手に会えるというのは非常に嬉しいもので、やはりサッカーを仕事としてやっていく中で、そういったことは嬉しい瞬間です」

(了)

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