トレーニングマッチ・筑波大学戦・チーム考察
リーグ中断期間に組まれたTM
浦和レッズは各国代表の親善試合やワールドカップ予選開催期間のインターナショナルマッチウィーク中にチーム強化を目的としたトレーニングマッチを組んだ。これは今季のチームコーディネイトを踏襲していて、選手に体力保持と実戦経験を積ませる意図がある。
チームはJリーグ第14節・柏レイソル戦翌日から3日間の連休を設けた。そこで選手たちは今シーズン初めての長期休暇を得て心身をリフレッシュさせたが、オフ明け後は再び次なる戦いに備えてコンディション調整に努めている。目下の照準は6月18日のJリーグ第15節・ジュビロ磐田戦と、中2日の21日に予定される天皇杯2回戦・グルージャ盛岡戦、そして中3日で迎えるJリーグ第16節・サガン鳥栖戦へと続く連戦だろう。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は各試合の意味合いとシチュエーションを加味しながらチーム構成しなければならず、選手セレクションを施す意味でもリーグ中断期間に組まれたトレーニングマッチは格好の機会だったはずだ。
今回のトレーニングマッチの相手は関東大学サッカーリーグ1部に所属する筑波大学。同大学は2016年度の関東大学サッカーリーグ1部で2位に入り、同年度の大学選手権を制した大学屈指の強豪である。ただ筑波大のトップチームは前日に同サッカーリーグ1部の専修大戦を戦ったため、今回はセカンドチームが浦和と手合わせした。ちなみに今日の筑波大のチームには元浦和ジュニアユースで市立浦和高出身のMF戸嶋祥郎(4年※関根貴大と同期)、浦和ユース出身のGK大川圭為(2年)、MF渡邊陽(1年)が出場している。
今回のトレーニングマッチは45分4本だが、4本目はMF伊藤涼太郎以外は浦和ユースの選手がゲームを行い(2種登録の橋岡大樹も出場)、1本目に主力チーム、2,3本目にセカンドチームが出場した。
まず1本目に出場した浦和のメンバーは以下の通りだ。
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