駒井が復帰、進歩を見せるオナイウ[浦和レッズ・第二次沖縄キャンプレポート7日目]

肉離れの駒井が全体練習に復帰

浦和レッズは沖縄県金武町の『金武町フットボールセンター』で沖縄二次キャンプの7日目を実施した。

中国スーパーリーグの江蘇蘇寧とのトレーニングマッチを明日に控えるチームは、これまでのように試合前日を1部練習にはせず、午前午後の2部練習で鍛錬を重ねることを選択した。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は公式戦開幕を控える今、強度の高い練習で選手に負荷を与えた上で、実戦でどのようなパフォーマンスを見せられるのかを観察したいとのことだ。キャンプも終盤に差し掛かって疲労も顕著だが、選手たちはチーム内の序列が定まりつつある中で、まさに絶好のアピール時期を迎えている。

今日の全体練習に参加したのは以下の24名だ。

GK西川周作、榎本哲也、岩舘直、DF那須大亮、槙野智章、田村友、遠藤航、森脇良太、MF宇賀神友弥、柏木陽介、菊池大介、長澤和輝、関根貴大、矢島慎也、青木拓矢、阿部勇樹、平川忠亮、駒井善成、FWラファエル・シルバ、ズラタン、武藤雄樹、李忠成、オナイウ阿道、興梠慎三。

左太もも前肉離れの駒井善成が全体練習に復帰して全てのメニューをこなした。駒井は一次キャンプ途中から別メニュー調整となり、途中で風邪も引くなどしてコンディション調整に苦しんだが、ようやく復帰の時を迎えた。本人によると明日の江蘇蘇寧とのゲームでも短時間ながら出場する可能性もあるそうだ。

一方、左膝十字靭帯損傷の梅崎司は午前練習でジム施設での調整、午後はグラウンドでダッシュやジョギングなどをこなし、右足ふくらはぎ打撲の伊藤涼太郎は午前午後共にグラウンド内で別メニュー調整してダッシュ、ジョギング、ステップワークなどを行った。

午前の全体練習はウォーミングアップ、鳥かご、パスワークの後にミハイロ・ペトロヴィッチ監督と堀孝史コーチが主導する形でふた手に分かれてハーフコートを使用し、攻撃パターンの訓練を行った。その詳細なパターンは図解を参照してほしい。

その1

その2

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