[無料掲載]磐田戦前日、肌寒い中で最終調整【大原レポート】

浦和レッズはJリーグ2ndステージ第16節のジュビロ磐田戦に向けて、大原グラウンドで最終のトレーニングを行った。

今日は長期離脱中の梅崎司に加えて、足首を捻挫した宇賀神友弥と伊藤涼太郎が別メニューだったが、その他のメンバーは精力的にトレーニングを行ってコンディションを整えた。先週のチームはYBCルヴァンカップ決勝・ガンバ大阪戦での激闘を考慮して試合前日にミニゲームを実施しなかったが、今週は前節のアルビレックス新潟戦から1週間のインターバルを経たこともあって、しっかりとミニゲームを敢行。その中には左足首を痛めて前節・新潟戦でベンチ入りも不出場に終わった柏木陽介もいたが、彼に関しては当日の状況を踏まえて最終節の横浜F・マリノス戦、もしくはチャンピオンシップへ向けて温存する可能性もある。

一方で、高パフォーマンスを維持している選手もいる。左シャドーでの先発が濃厚な高木俊幸はミハイロ・ペトロヴィッチ監督の指示を受けた杉浦大輔コーチの「ラストゴール!」という号令を受けて右から強烈な対角シュートを決める圧巻のプレーを披露。またボランチの青木拓矢も主力組のボランチに入って中盤を構築するなど、昨今の選手層の厚さを示す形で練習を終えている。

今日の埼玉地方は気温が下がり、練習終了間際には雨も降り始めたが、選手たちの熱気は保たれたままだった。浦和は明日のジュビロ磐田戦で勝利すれば無条件、勝ち点6差で追う2位の川崎フロンターレが引き分け以下の場合でも2ndステージ優勝が決まり、浦和が勝利、川崎が敗戦の場合のみ、浦和の年間勝ち点1位も決定する。

 

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