2016Jリーグ2ndステージ第1節・アビスパ福岡戦[井原正巳監督(福岡)][監督コメント]

○井原正巳監督(福岡)
今日からセカンドステージが一発目ということで、チームをリセットして、今の最下位という順位から何とか這い上がっていこうということで試合に入りました。サポーターのみなさんも、本当に大勢が駆けつけてくれて、我々にパワーを送っていただいたのですが、結果的にはセットプレー2発で逆転されてしまったということで、本当に申し訳なく思っています。

ゲームの入りですが、今日はシステムを3-5-2の形でスタートして、向こうのワイドを消しつつ、攻撃のところもパワーを持って、という意図を持ってゲームに入りました。狙いである組織的な守備というのはある程度できたと思います。そのなかで、いい形で先制点を取って、1点リードすることができました。

前半、我々のゴールで、相手は1人少なくなったということで、10人になってしまった相手に少し同じような形で戦いすぎたのかなというのはあります。そのなかで、セットプレーで1発ずつ決められてしまったというのは、我々の一瞬の集中力、隙の部分で鹿島戦に続いてやられてしまったというのは力のなさだと思っています。

ただ、攻撃でも、後半には何度かチャンスを作って、惜しいシーンもあったと思うので、そういう部分は前向きに捉えたいです。セカンドステージはまだ16試合あります。そこに向けて、よかった部分は伸ばしつつ、最後まで残留を諦めず、勝利を求めてやっていきたいと思います。守備のところの修正点も、より次のゲームではしっかりと修正しつつ、少しでも勝ち点を取っていかなければいけないので、次の横浜FM戦に向けて、またいい準備をしていきたいと思います。

Q 18試合を戦うなかで、同じような形で失点することが続いているが、どのように分析されているか?

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