要所で見られた改善点、浦和が変身したポイント【島崎英純】2016Jリーグ1stステージ13節・FC東京戦レビュー
■様々な工夫と修正
悩んだ上に修正した、様々な工夫が見られた。
浦和レッズはまず、後方ビルドアップの形を変えた。本来はリベロ・遠藤航とボランチの阿部勇樹、もしくは柏木陽介のどちらかが最後方で並び、槙野智章と森脇良太の両ストッパーが左右に開く擬似4バックでパスワークしていた。4人の前方中央にはもうひとりのボランチが鎮座していて、その選手が様々なエリアへ移動することでトライアングルポジションを生み出し、相手の前線プレスをかいくぐる手法を用いていた。しかしこの形は自陣中央エリアを遠藤とどちらかのボランチの計2人でカバーしなければならず、危険な相手カウンターを浴びた際に矢面に立って失点のリスクが高まる事態を度々招いた。
(残り 5577文字/全文: 5890文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 【Match Preview】5連戦を締めて、 飛躍の時とする 浦和レッズ vs ヴィッセル神戸
- 前の記事 »
- 2016Jリーグ1stステージ第13節・FC東京戦[ムリキ(FC東京)][選手コメント]
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ