【島崎英純】2016J1リーグファーストステージ第8節・川崎フロンターレ戦レビュー
■川崎、前半の思惑
今季の川崎フロンターレは前半様子見、後半スパークのパターンが顕著だという。確かに[4-4-2]のシステムで対峙した彼らはいつになく自陣寄りにポジションを取り、前半の彼らは受け持ちエリアを離れなかった。普段は縦横無尽にピッチを闊歩する中村憲剛も大島僚太とともにボランチの位置から動かず、2トップの大久保嘉人と小林悠も左右の位置を入れ替えることがなかった。前半半ばに右MFの田坂祐介が浦和ゴール中央に入り込むムービングアクションを起こして決定機を作ったが、左の登里享平は動きなし。あからさまなほどに静かなホームチームの挙動は、後半に訪れるクライマックスへの序曲のようにも捉えられた。
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