【島崎英純】日々雑感ーシャットアウトー西川周作

 

 

 

ゴール裏間近から観たGK練習

AFCアジア・チャンピオンズリーグ(以下、ACL)の公式戦では試合前日に監督、選手の公式記者会見と試合会場での公式練習が義務付けられている。その公式練習では大抵のクラブが対戦相手のスカウティングに遭わないように練習開始から10分程度で完全クローズにするが、浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督は独自の信念から公式練習を完全公開するのが常だ。

昨季のACLチャンピオンである中国スーパーリーグ覇者・広州恒大とのアウェー戦でも、ペトロヴィッチ監督は当然全ての練習をオープンにした。広州恒大のスタジアムピッチ内の動線はスポンサー看板の外周のみと定められているが、裏を返せば看板の直近には近づける。そこで今回はあえてゴール裏の看板外へ回り込み、GK陣の練習を観察することにした。

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