【浦研プラス特別対談12月・その4】「難しいプロクラブの運営」(2012/12/13)

来季は選手の補強が重要になる

島崎「最初頃は、ミシャはコメントで相手を焚きつけることも多かったです。“相手が引きこもって守っている”とか。ただ相手も浦和のスタイルを理解してきてしまったので、その手に乗らないよとなってきて、結果的にホームで勝てなくなってしまいました」

福田「特に浦和のホームだと、相手はその挑発にのる必要はまったくないし、逆にサポーターが多いから浦和のほうがやりづらいのは確かなことだよ。サポーターが少なく、強い相手に対して策を講じるようなチームであればいまのサッカーは上手くいくけど、それが上に立たなければならなくなると、図式が成り立たなくなる。広島は今年優勝したけど、まだその図式は成り立つ。広島だからね。浦和は来シーズン、上に立つというか受けて立つ側になるから、戦い方はより難しくなると思う。守備のところで変化を付けられないから、難しいよ」

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