【道中から】新顔の言葉(6)
2025シーズンのベガルタ仙台には、11人の選手が新たに加わりました。現在は長期に渡るキャンプで、チームに溶けこんでいるところです。
1月8日の新加入選手会見の場で、彼ら新顔の選手には選手を続けるうえで大切にしている言葉や座右の銘を教えてもらいました。キャンプ地であらためて、その言葉の背景やプレーへの反映などについて聞いた話も合わせ、仙台の新戦力を紹介します。(※50音順)
(6) GK 1 堀田大暉 「前後際断」
「福島ユナイテッド時代に田坂監督からいただいた『前後際断』という言葉で、起きてしまったこととか、後悔していることとか、未来のことは考えずに今に集中すること。これを聞いてから、人生やサッカーの試合中によく考えるようにしています」(1月8日、新加入選手会見より)
道元禅師の『正法眼蔵』や沢庵禅師の『不動智神妙録』にも記されている『前後際断』は、過去(前)と未来(後)の際を断ち、現在に集中するという教えです。堀田大暉選手はJリーガーの道を踏み出した福島で、当時の田坂和昭監督(現上武大学男子サッカー部監督)から受けたこの言葉を、今も続くプロ生活で大切にしています。
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