仙蹴塵記

年初のご挨拶

謹んで初春のお慶びを申し上げます。

2025年も【仙蹴塵記】をよろしくお願いいたします。

ベガルタ仙台は今年も明治安田J2リーグを戦います。森山佳郎監督が率いて2年目となり、前年のリーグ戦6位ならびにJ1昇格プレーオフ・決勝進出チームとして迎える今シーズンは、さらに飛躍のとき、大願成就のときを迎えられるでしょうか。個人とチームの両方が育つことで、成績も内容も向上するところを、お伝えできれば幸いです。

昨年の今頃は監督就任初年度ということで、未知の部分も多かった。その前のシーズンまでのチーム作りが安定しなかったことも、果たして仙台がどういうチームになるのかを見えなくさせていました。

しかし2024シーズンを通し、仙台はひたむきに走り、次第に戦術を洗練させていくかたちで、成長を示していました。この過程のベースには、そのひたむきに走る部分が一貫して流れていました。今年にどんな上積みが為されるとしても、ベガルタ仙台というチームはよく走り、よく戦うチームだという大まかなカラーが身についてきたと言えます。選手・スタッフを始め、仙台に関わる全ての人達の努力があったからこそ、ここまでこられました。しかし、プロとしての結果をもっと出せるように、そして地域にもっと愛されるチームになるようにするための努力は、まだまだこれから。昨季に培ってきたものをスタイルとして確固たるものとできるかが問われる2025シーズンの開幕が、今から楽しみです。

2025年の【仙蹴塵記】は、少しお休みをいただき、5日に一度その時点での選手動向を整理いたします。その後の選手の行き来にも可能な限り対応したいところですが、今年はなんと7日にはもう始動します。慌ただしい幕開けとなりそうですが、また現場の情報をお伝えできればと思います。なお、キャンプ取材がどれくらいできるかは未定です。開幕からしばらくのアウェイ取材への準備もありますし、資金面での不安がまったく解消されていないのですが、可能な限りキャンプ地に行けるよう調整しているところです。

2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

板垣晴朗

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